メガシヴィライゼーションとは

世界で6000個だけ!?限定販売されていたため現在ではプレミア価格が付いているゲーム!プレイできるのは貴重です!

概要

・8000年単位のスパンをボード上で再現

・3~18人で遊べる

・プレイ時間は12~20時間程度

・インスト自体は30分程度

・ジャンルはシミュレーション、エリアマジョリティ、セットコレクション、交渉、技術ツリーなど様々

ゲームの流れ

ゲーム終了まで非常に時間がかかるゲームで1ラウンドで行うフェーズ数は多いですが、やること自体はそこまで複雑ではないですので遊びやすいと思います

陣営が変わるとやるべきことが大幅に変わるらしいので1度だけではやりきれないゲームですね!

(備忘録用にフェーズを細かく書いています)

  • STEP.1
    1920石圧縮

    陣営決め

    自分が担当する陣営を決めます。今回はランダムに置かれた陣営カードを引いて決めました。

    陣営は以下のものがあります。(自分はエジプトでした)

    ミノア、シバ、アシリア、マウリア、ケルト(※今回は17陣営だったので使いませんでした)、バビロン、カルタゴ、インド、ヒッタイト、クシャン、ローマ、ペルシャ、イベリア、ヌビア、ヘラス、インダス、エジプト、パルティア

  • STEP.2
    1920タイル圧縮

    最初のユニット(人員)の配置


    自分の陣営に最初のユニットを配置します。このユニットが人口増加フェーズで倍に増えます。

    (写真は中途半端な位置に配置されていますが、本来は初期位置があります)

  • STEP.3
    no image

    徴税


    自分の都市がボード上にある場合、都市の数 × 2 の徴税が発生します。

    先ほど配置したユニットチップをお金として扱い、個人ボードの「国庫」エリアに重ねて配置します。

    (都市ができるまではスキップします)

    人口が増えすぎてユニットチップが足りず徴税できない場合は内乱が発生します。

  • STEP.4
    no image

    人口増加

    現在ボード上にあるユニットチップがあるところに、1エリアあたり1チップしかないのであれば1チップを追加で配置する。2チップ以上はそのエリアに2チップを配置する。(大体既に配置されている人口の倍になるが、1エリアに4チップが配置されていても増える上限は1エリア当たり2チップまでなので6チップになる。もったいない!)

    徴税フェーズで多くのユニットチップが国庫にいってしまうと、ある分のチップでしか人口を増やせないのでこれもまたもったいないことになります。

  • STEP.5
    no image

    人口調査


    人口を増加させた上で、人口(ユニット)を数えます。人口が多い人からそのラウンドの手番が回ってくることになります

  • STEP.6
    no image

    ユニットの移動

    各ユニットを1マス先まで移動させることができます。移動させたユニットは裏向きにすると色が違ってわかりやすいです。

    徴税フェーズで税を納めている場合はその税を使う、または数ユニット使って「船」を作ることもできます。船は5ユニットを4マス先まで薄青いマスに沿って移動させることが出来ます。

    後に出てくる移動に関する「文明カード」を手に入れると、船で濃い青の海も渡れるようになったり、船で進めるマス数があがったり、各ユニットの移動が2マス先まで可能になったりします!

  • STEP.7
    no image

    紛争解決

    各エリアには○に数字でそのエリアに居ていい許容ユニット数が記されています。複数の陣営のユニットがエリアにあり、且つそのユニット数を超える場合は「紛争」が起きます。

    紛争の仕方は、そのエリアにいる陣営ユニット数が少ない方から1枚ずつユニットチップをエリアから取っていき、許容人数になったら終わります。(同数の場合は同時に取っていきます)
    (金属加工という文明カードを持っていると相手からユニットチップを取り除かせることもできます)

  • STEP.8
    no image

    都市建設、都市数確認

    各エリアには12ユニットで1か所都市を建てることができます。(画像の丸いチップが都市)都市マークが付いているエリアは半分の6ユニットで作れます。(エジプトは都市マークが付いているエリアが多くあって作りやすかったです!)

    都市数に応じてこの後に貰える「交易品カード」の枚数やランクが変動するので可能な限り多く都市は建てておきたいですね!もちろん周りの陣営から攻められて崩壊することや、災害で崩壊することもあります...!

    徴税は、都市数 × 2 ユニットチップなので都市数が多くなってくると毎徴税フェーズで多くのチップが国庫にいってしまいます。

  • STEP.9
    no image

    都市維持の確認

    今回のプレイでは都市サポートとも呼んでました。

    都市数 × 2ユニットがマップ上に存在しないと都市が維持できなくなります。

    現在の都市数、人口、国庫、未使用のチップを見て今都市を作るべきかなど考えるといいと思います。

  • STEP.10
    no image

    交易カードの取得

    1~9まである交易カードを自分の陣営の都市数分貰うことが出来ます。自分の陣営が西側にあるか東側にあるかで貰えるカードの種類が微妙に違ったりします。(特産物的な意味かと思います)

    2以上の山札には「災害カード」と呼ばれるカードが含まれています。災害には様々な種類があり、まず「交換可能災害カード」と「交換不可能災害カード」があります。そして数字によって災害の内容が変わってきます。例えば、人口を大幅に減らされてしまう災害や、海賊に自分の領土を奪われたりするカードがあります。

    またこのタイミングで国庫を15払うことで 9 のカードを1枚購入することも出来ます。

  • STEP.11
    no image

    交易カードの交渉

    10分間交易カードをプレイヤー全員で交換し合います。同じ種類のカードを複数集めると価値が上がっていくので「鉄持ってる人いませんかー!?」「鉄持ってます~!ウール持ってないですかー?」のような取引が行われます。

    価値の上がり方の例としては、フルーツというカードは1枚だと3の価値、2枚だと12の価値、3枚だと27の価値、4枚だと48の価値....9枚だと243の価値になります。これは交渉し甲斐がありますよね!そして交渉にはルールがあります。

    ・3枚以上で交換し合う

    ・渡すカードのうち2枚は○○と△△を渡します、などと本当のことを宣言しなければならない

    ・あとは何を渡してもいい

    これらを守る必要があります。よって、大体3枚3枚で交換し合うことが多いのですが、3枚目が交換可能災害カードのことが多くあります。この災害カードを10分間のうちに押し付け合うことになります。このフェーズが醍醐味といってもいいと思います。

  • STEP.12
    no image

    災害カードの解決

    交渉時間が終了したときに災害カードを残念ながら持っているプレイヤーはその災害を受けなければなりません。

    上部が黄緑色の災害カードは「小災害カード」で、地味に嫌なことが起きます。この小災害の効果は文明カードなどで効果を軽減することが出来ませんし、持っている小災害のカードすべてを適用することになります。

    上部が赤色の災害カードは「大災害カード」で、非常にダメージの大きい被害を受けることになります。一応救済処置として大災害カードは最大で2枚までしか適用しないこととなっており、3枚以上持っている場合はそこから2枚を他のプレイヤーの方に選んでもらって適用をします。2枚までなので交換不可能な被害が大きいカードを引いてしまったプレイヤーはあえて大災害カードを集めることが最適な場合もあります。

    大災害カードの被害は甚大で、文明を1世代巻き戻さなければならないものや、自分の陣地を相手プレイヤーにあげなければならないものなど様々あります。

  • STEP.13
    no image

    文明カードの購入

    集めた交易カードで文明カードを購入することができます。

    カードには様々な効果のものがあり大きく分けると以下のような効果があります。

    ・災害カードや相手からのアタックからの被害を少なくするもの

    ・自分の出来ることを増やすもの(船で濃い青のマスを渡っていけるようになる能力など)

    ・相手陣営にアタックできるようになるもの

    ・次回以降買い物をする際に安く買えるようになるもの(クーポンと呼んでいた)

  • STEP.14
    no image

    特殊能力(文明カードで特殊能力を購入している場合)

    文明カードに特殊能力がある場合はここで発動ができます。

    例えば「原理主義」というカードを購入している人は、隣接している相手陣営のいるマスにあるユニットを吹き飛ばす(除外する)ことができます。(また、原理主義は「哲学」というカードで防御することが出来ます)

  • STEP.15
    no image

    余剰人口の削除と都市維持の確認

    1エリアに存在できるユニット数より多くユニットが存在している場合、その余剰分を削除します。

  • STEP.16
    no image

    ASTの確認


    ラウンドの最後に文明レベル(AST)を上げます。

    ただし、5回ほど上がる際に条件が発生します。

    ・5から6に上がるときに都市が2個以上ないといけない

    ・8から9に上がるときに都市3個以上と文明進捗3個以上ないといけない

    ・11から12に上がるときに都市3個以上と額面価値100以上の文明進捗3個以上ないといけない

    ・14から15に上がるときに都市4個以上と額面価値200以上の文明進捗2個以上ないといけない

    ・15から16(最後)に上がるときに都市5個以上と額面200以上の文明進捗3個以上ないといけない


    災害カードの中に、このASTを1段階下げなければならない災害があります。その災害の被害は甚大です。

    ※文明進捗とは文明カードのことです

  • STEP.17
    no image

    ラウンド終了


    ASTが1段階あがり、見事16以上の文明レベルに到達したプレイヤーがいる場合はそこでゲーム終了です。


    まだ到達していない場合は

    ここまでが1ラウンドで、STEP3の徴税からまた始めます。


    また、手元に残った交易カードは次ラウンドに持ち越すことができます。

プレイした感想

INTALES Cafe 店長

スタジオ15_800px_R

黒橡 鋭一

(くろつるばみ えいいち)

16時間に感じさせないほど熱中!

なかなか遊ぶことが出来ないゲームということで店員である私も参加させていただきました!

プレイする前から「利益、不利益が出る交渉」があるゲームだと聞いていたので、そこだけちょっと心配でした。(店長は正体隠匿系などである嘘をつくという行為があまり得意ではありません)

が!!!交渉の際に発言するのは「2枚は本当のことを言う」であって、”嘘”をつく必要があるゲームではなかったので全然楽しく遊ぶことが出来ました!

普段はあまり大声を出さないのですが、交渉フェーズでは集めているカードの種類を大声出して探し回ったりと常時興奮しっぱなしでしたね!w

結果的には16時間かかりましたが、全くそのようには思わせないほどプレイしている間は疲労感などはありませんでした。わからないことがあったときに既プレイの参加者の方がわかりやすく丁寧に教えてくれましたので、方針も立てやすく常時楽しくプレイすることが出来ました。


私は相手とバチバチに戦うゲームと、拡大再生産のような自分が出来ることが増えていくゲームが好きです。文明カードで拡大再生産要素もあったり、隣接する陣営と今後の方針をバチバチに話し合ったりするのが非常にエネルギッシュで、これはボードゲームでしか得られない良さだなあと感じさせました。

ボドゲカフェ店長としてお恥ずかしい限りですが、PCゲームや据え置き型のゲームをずっとやってきたので、まだまだボードゲームに触れてきた期間が短いです。今回のメガシヴィライゼーション会での多くの人との交流を経て、ボードゲームそのものへの魅力が以前より強く感じるようになりました。この魅力をもっと多くの人に伝えられるよう、ボドゲカフェ店長としては今一度頑張っていこうと思います。

これからも福岡ボードゲームカフェ INTALES Cafeをよろしくお願いいたします!

お気軽にお問い合わせください。

お急ぎの場合は電話窓口まで、

お気軽にお問い合わせください。

営業時間 11:00~24:00

Access


INTALES Cafe[インテイルズ カフェ]

住所

〒814-0011 福岡県福岡市早良区高取1丁目11−15 ユ―テラス高取 1F

Google MAPで確認
電話番号

092-516-2628

092-516-2628

営業時間

11:00~24:00

定休日 なし
ご来店いただく際に役立つ所在地情報や電話番号、営業時間などの詳細を掲載しています。一人でも気軽にお立ち寄りいただきやすい場所で、男女問わずお楽しみいただけるゲームやフードメニューを取り揃えております。

Contact

お問い合わせ

Instagram

インスタグラム